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2008年02月03日

幼なじみの結婚式

2年ぶりに雪が積もった節分の日。
通った学校の横を通って、同級生の結婚式の2次会に向かう。場所は高崎エルフリオ。

タイトルの幼なじみというのは嘘で、ただのご近所さん。
それでも中学から私立に進むと同時に本当の幼なじみと会わなくなってしまった私にとって、
歩いて数分の距離に彼が越してきた事実はやっぱり嬉しいものだった。
一緒に帰ったり、ついでに送ってもらったり。そんなときに話したことを思い出すと、心から祝福したくなる。

何を勘違いしたか、前日に急いで車を走らせてきてしまった私は、少しだけ幹事たちの準備に付き合うことができた。
「ただの自己満足だよ」と言いながらお店をまわり、
当日は準備なんてなかったかのようにいつもどおり過ごす彼らを羨ましくも幸せな気持ちになった。
同窓会などでは会えない友達と久しぶりに話せて浮かれた。

3次会が終わって外に出たら一度止んだ雪がにわか雨に変わっていて、
もう少しだけ一緒にいたい気持ちを抑えて「お互いの生活」というフィルムに身を包み、私たちは大人になったフリをして手を振る。

関越で低速の除雪車を追い越した頃、
水分を多く含んだ雪がいくつもフロントガラスに当たって遠くの方がぼやけてみえる。
代わりに見るはずのなかったスライドショーの写真たちが、映像のように頭の中にフラッシュバックしていて、
忘れていたつもりの青臭い感情を持て余しながら、いつもの生活に還っていく。

いつかあの人に言われた忠告は確実にごく自然にやってきた。
「おれらだってあと何年かしたら、今こうして当然のように遊んでいることもできなくなるんだよ」
あのときは、なんでそんな寂しいことを言うの?と思っていたけど、そのときは思ったよりも早く訪れた。

久しぶりに会ったらいつだってあの頃に戻れる。
だから、何も寂しがることはないのだけど、

だけど、
たまに夢にみると、どうしようもなく会いにいきたくなることがある。
いつかの日々と同じ、あなたがいて私がいて
ただ笑っていたあの場所に。

そんな夢の中にいるような日でした。おめでとう、そしてずっとお幸せにね。

* * *

と、ハチクロ並みにさぶく仕上げてみましたが、お目当ての写真はここです。

/photo/qp080203/
[ ID:photo823/Pass:結婚した当人の苗字を半角小文字(ローマ字)で ]

モロ顔出しなので、パスワードかけてアップしといたよ。煮るなり落書きするなり現像するなりご自由にどうぞ〜

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