友達の結婚式
水色の空が綺麗な秋日和、また一人、地元の友達が結婚していった。
あまりに突然のことで余韻にひたる暇もなく、
まるでいつもの嘘のように、ごく自然に、彼は幸せな絵の中に溶け込んでいた。
高3の夏休みには受験勉強を名目に毎日のように遊んだ。
カラオケやモスに飲み屋、公園や行く宛てもない車の中、卒業してからも長い休みの度に集まり、私たちは時間を持て余した。
今にして思えば、小さな出来事から女の子の集団が得意でなくなっていた私に、皆でいる楽しさを教えてくれたのは彼らだった。
彼はいつもその中心にいて、年々見る機会が減っていた友達との絡みに、お腹が痛くなるほど笑った。
その人がしゃべるだけで皆が笑うってすごいこと。
いつもと変わらない会話の中、そんな気持ちを口に出せるわけもなく、
だからせめてこんな日くらいはお礼を伝えられたら、いいと思う。

普段一緒に過ごしていても、自転車で遠くに出かけたり野宿をすることが適わない私には
ときどき少年のような彼らがとても輝いてみえた。
境界線をなくそうとして、必要以上に男の子になろうとした。
ましてや幼なじみでもある関係に、きっと今までもその先も、
決してその輪の中枢に立ち入ることはないのだろうと心の隅ではわかっているのに、
いつも選んでしまうその場所はとても居心地がよく、ときに寂しい。
全てがいつかは思い出になり、この先「彼らにとっての変わらない関係」と私との間には益々距離が広がっていくのかもしれない。
それでも自分で選んできた場所、数少ない大好きな居場所の1つなのだ。
今回はウェディングサイトを作って30人以上のメッセージをプレゼントすることができた。
毎週の打ち合わせも、当日も、それぞれが持ち場を精一杯演じていて、素敵な2次会に関われたことが嬉しい。
結婚した当人にも、声をかけてくれた幹事にも、皆にも、そして相方にも。心から感謝したい。
会えない年月が増えたとしても、ただ変わらない幸せを願う気持ちを抱えて。今日だけはまた明日も会えるような気がしたまま眠りたい。
どんなに憧れが疼くことがあっても、私はもうどこにだっていける。
* * *
と、だらだら恥ずかしげもなく書いてみたけど、なんかうまく言えない。まぁ、嬉しさやら寂しさやら感慨深かったわけです。
2〜4次会までの写真をアップしたよ。PC3台並べての演出も楽しかったです。ダウンロードどうぞ!
/photo/qp080927/
[ ID:photo927/Pass:新郎の苗字(5文字)を半角ローマ字で ]
※生データは1ヵ月間で落とします(新郎新婦にはCD-ROMでプレゼント予定)
※一番上の写真はFlashPlayerが必要です(ローディングを待って見てね、というかちょっとコワい)














[ Comment ]
by みかん嫁
at 2008.10.23 19:37
おいーす!その後、ご無沙汰~。 ...
by ogiman
at 2008.10.25 2:34
>みかんちゃん いつもありがとう...
by anzu
at 2008.10.25 3:56
>ogiman こちらこそお世話になり...
by anzu
at 2008.10.25 4:26