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2008年11月12日

四国ドライブ-五段高原

3日目に行った四国カルストは、愛媛と高知の県境にある標高1400mほどの石灰岩の高原。
旅中で最高のスポットだったので、ここの写真だけで記事にすることにした。
1枚目は姫鶴平から眺める五段高原。

福岡の平尾台、山口の秋吉台と並び、日本三大カルストの1つにあたるそうです。地理でやったっけ...?
カルスト地形・・・石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水などによって溶食されてできた地形(Wikipedia)

崖の向こうは、下界の雲で敷き詰められていた。

レストハウスの庭には、県境。

うし、いっぱい!

こんなとこにまで来てまで仕事をする相方を放置し、牛をストーカー。
夕飯時なのか、いつもそうなのか。どんなに近づいても、ずーっとうまそうに食い続けてました。

てか、道路出ちゃってるし。

なかよし。隣にならんで食い進む。兄弟かなぁ

シルエットが素敵やった。霧と光が混ざり合って、現実感のない世界。

3連休最終日だったせいか、道中が困難なせいか、人の気配がまったくない。
すれ違ったのは、軽トラに乗ったおじちゃん1人のみ。
「すいませんねー」と言いながら、さっき柵から出てしまった仲良し君たちを追い込んで去っていった。

静まり返った大地に、動物や虫や植物が生活している様を思うと、果てしない幻想が膨らむ。
雑踏の中では決して味わうことのない気持ち。誰もいない何もない場所に、とても惹かれる。

夜には、きっと無数の星でいっぱいになるんだろう。

金色のススキ野原に、2年前に訪れた大好きな阿蘇のミルクロードを思い出す。

自然が織りなす景色は、笑ってしまうほどいつも想像の域を越えていて。そんな場所を探すのが私の楽しみ。
また1つ巡り会うことができました。

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