« 2007年09月13日 | メイン | 2007年09月15日 »

2007年09月14日

中欧の旅-Praha3:2→Ceskykrumlov

この3日間、Praha3のVápenka(昨日訪れたテレビ塔より北側)に泊まっていた。
今日からプラハを出て、列車での移動がはじまる。
トラムで市街地に出る度、点々とあるお店が気になっていたので、朝食を食べた後、ホテルに荷物を預けてトラム3駅分の往復を歩いてみた。
文房具屋さんや手作り雑貨の店、少しずつだけど、かなりの収穫があった。
こんな風に時間調整できるのも、ツアーでなく自由な旅をする醍醐味。時間は無限にある。
なんて調子に乗ってたらすっかりお昼近く...

   * * *

急いでムステクで両替をしてから、ムゼウムへ。高速の横っちょをこわごわ歩いてプラハ中央駅に行く。
ママにはカフェで荷物番をしてもらって、私は窓口に並ぶ。メモと拙い英語で切符を手に入れる。

約145km南の街、チェスキークロムロフまで。(オーストリアとの国境は25kmと近いけど一番近い都市までは直行の列車がない)
さぁ、出発!

列車移動は、この旅行の楽しみの一つ。
プラハを出て1時間もしないうちに携帯が圏外。と同時に窓の外も一気に田舎風景。

チェコは意外にもヨーロッパ一の工業都市らしく、所々に大きな工場を目にする。

ローカル線なので、一人しか乗らないような小さな駅にすぐ止まる。
赤のステッキを持つヒゲの車掌さんがかわいい。

世界の車窓からinチェコ。外の景色に子供のように夢中になってました。

モミの木に囲まれたノエルのような世界が過ぎると小さな街が見えてくる。

洗濯物を干す庭。キラキラ光ってカルティエ財団のときみたライザー・ルーの作品みたい。
とても幸せそうな光景。あたしの家もあんな風に見えてたらいいな。

とても広大な田園風景が続く。なだらかな丘。(日本のように岩のある山はないみたい)

日差しの強い、よく晴れた日。隣でりんごをかじるママ。ごとごとと大きな音をたてて進む列車。
向かい合った6人がけの座席は定員ぎりぎりだったけど、心地がよくて幸せ気分。

車庫だ。何やら少し大きな駅に着く様子。

私たちの前にずっと座っていたクリントイーストウッド似のおじさんも席を立つ。微笑んで降りて行った笑顔がステキだった。

しばらく停車。思い思いの休憩時間。

再び出発。もうすぐかなぁ。

日が傾いてきた。さっきの駅で沢山人が降りたので、撮影もゆったりできる。

牧草地の羊、馬、にわとり。

目線ほど背丈があるトウモロコシ畑。

České Budějovice(結局旅の間一度もちゃんと発音できなかったチェスキー・ブディヨヴィツェ)に到着。ここで一旦乗り換え。

1時間ほど電車待ち。いったん駅を出て一服タイム。

2両しかない小さな電車。19:09分発。ここから更に南(ザルツブルグ方面)に向かいます。

もう夕方。影が伸びてきた。電車を見送る2匹の動物が印象的だった。

ゆっくり空がオレンジ色になって暗くなっていくのを見てました。

日が長いとはいえチェスキークロムロフに着いたときは、既に真っ暗。
危うく乗り越しそうになりながらもなんとか下車。駅前のお店で呼んでもらったタクシーでホテルに向かう。

写真が多過ぎるので、ここまで。
次の記事では、おとぎの国のような街。大好きなチェスキー・クロムロフ夜編(つづき)を載せます。あへー

今日の列車移動経路。プラハ→ターボル→チェスキー・ブディヨヴィツェ→チェスキークロムロフ

中欧の旅-Ceskykrumlov:noc

真っ暗な森を曲がると、ガタガタと細い石畳の坂道を上っていく。
5分ほどタクシーに揺られ着いた先は、チェスキー・クロムロフの中心、スヴォルノステイ広場。右に見えるのが泊まるとこ。
この旅で一番来たかった場所。一番想像がつかなかった場所。

隠れ家みたいなホテルの玄関。スーツケースを置いて、感動を噛み締めて、ひと呼吸したら、さっそくお出かけ。

ほんとに夢の中みたい。
どの時代でどの空間なのか、わからなくなるくらい空想のような現実。
同じ国なのだけど、プラハとは全然違う。

ヴルタヴァ川(モルダウ川)の岸辺。チェスキークロムロフはこの川に囲まれている。
お城の城壁につづく崖。どんな歴史を見てきたんだろう。

ほとりにいたカップル。絵になるな〜 この写真あげたいです。。

沢山の鴨たちが水遊び。この世界を体に染み込ませたくてしばらく浸ってました。

も少し先まで歩いてみると、

チェスキー・クロムロフ城が見えた。

お城の門。朝になったらくぐると決めてUターン。

かわいい看板!!

プラハから通して思っていたこと。
この国の小さなお店たちには、いわゆる日本でいう大量生産の業者が作った看板がない。
オリジナルの手作りかプロが作ったものだけ。
店を愛していることが伝わってくる。オリジナリティが受け手をワクワクさせる。

もう路地がかっこよすぎて。興奮して、ずっとにやけてた。

迷ったあげく川沿いにあるPARKANでご飯。
オープンエアのスペースもあったけど、空気が冷たかったから中でゆっくり。
外にいた陽気なカップルも酒を持って店内に逃げてくる。

店内のお兄さんも気さく。長文英語が通じない私たちにスマイルでわがままを受け入れてくれた。
暖まるスープにご飯、ビール。美味しかったなぁ〜

ごちそうさまでした。

広場に戻ってきた。もう23時すぎ。明日も楽しみ☆

お部屋もステキ。雰囲気にあってる田舎らしいカントリー調の部屋。この部屋の他にもう1部屋あって、目覚ましが置いてあるのが嬉しい。
バスルームもシティーホテル並みの広さと奇麗さで、ゆっくり2回も浸かった。

カメラ、携帯あらゆる充電をして、明日の用意を整えて眠りにつく。
早朝からお散歩したいから、4時間後に目覚ましをかけて。
ほんとにほんとに幸せな気分で眠る。

今日乗ってきた電車のチケット。おやすみなさい。

+Diary

[ Calendar ]

[ Comment ]

チェコ最高だねぇ。 ビールだよ!...
by みかん
at 2007.11. 4 18:36

おおっと、この旅はザルツブルグに...
by anzu
at 2007.11. 5 0:50

ただいま~ 昨日退院してきました...
by ちえ
at 2007.11. 5 16:20

おかえり〜! 家戻ってから調子は...
by anzu
at 2007.11. 7 0:57

家族全員娘っこに夢中だよ。 3連...
by ちえ
at 2007.11.10 17:19

うん!ぷにぷにしにいく! 寒くな...
by anzu
at 2007.11.11 1:14

RPGだね・・・。 飛行機嫌いな...
by Kaolita
at 2007.11.19 13:04

ありがとう。ブローチは豊さんの作...
by anzu
at 2007.11.22 21:11

あーんやばい。思い出して涙・・ ...
by agata
at 2007.10.30 10:45

あたしもー涙(;_;) あの場所に帰...
by anzu
at 2007.11. 1 0:52

あぁ・・・。 耳から久石譲のあの...
by Kaolita
at 2007.11.19 13:08

Powered by
Movable Type 3.34
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
▲ Page top
← Front page