シネマテイクで「ぜんぶ、フィデルのせい」を観た。
小さな女の子を追っているカメラアングルは、何度も大人に向けて訴える。
昨年同じ頃見た「失われた恋人たちの革命」の五月革命と同じ1970年代のお話。
たてまえ、理由の後付け、見ないふり。事を起こす覚悟、信じる気持ち。
今の日本に足りないと思うもの。それに繋がる報道への不信。
度胸と知識が足りない私には、なかなかここに具体的に書く勇気までないけれど。
?なことを気が済むまで質問してくれるから、わかりやすいし気持ちいいのです。
最後のシーンに成長したアンナが言った台詞「次の学校に行ったら新しい友達を作るだけよ」
私には今になって漸くわかってきたこと。仕事も生き方も同じ。
芯をもった自分を、外側のぐにゃぐにゃの自分でもういちど見てみる。
納得するまで知って、自分で選ぶことの大切さ。
自分にとって大事なものがわかっていれば、答えは案外簡単なのだ。
それでも、叫んで笑って泣いてほほえんで。
浮き沈みがあるからこそ確かな日々。
とっても考えさせられるハッピーな映画です。大人にとっても見てほしい。














