横浜美術館は8年前に行った中国文明展ぶり。
今回は源氏物語を観てきました。
前半はほとんど書物。昔の人が生んだ書体って、すごく日本人の良い部分が出ていると思う。柔らかくて背筋が通っていて。
巻物から絵巻、そして版。庶民に浸透する手段の要として印刷技術の発展を絡めた展示が興味深かった。

色が素敵だったのは源氏物語図初音・白氏文集切・源氏物語図屏風・源氏物語図橋姫・源氏香図。
惚れたのは金峯山出土品の1つ、蹴彫された銅の蔵王権現立像御正体。
貝合せも奇麗でした。カラカラ音がして紙よりも色っぽく遊べそう。
1000年前の恋のお話。というとすごくロマンチックな気がするけど、
人の恋なんてきっと痛くて欲深くて楽しくて、今と変わらないんだろうな。
百人一首のような人物紹介といい図録見てるだけでも飽きない。
てか物語自体がわかってないので、先にあさきゆめみしを読みます。(漫画です)

ところで、今年の秋は横浜が熱い。
横浜トリエンナーレ2008と黄金町バザール(なぜ黄金町!)、なんとか1日確保したいところ。














