ご案内をいただいて、YOU HALLの企画展「古代現代2009 思索する手」に行く。

高崎市観音塚考古資料館の収蔵品と、彫刻家 平出 豊をはじめ現代造形作家6人の作品を同時に展示した面白い試み。
縄文〜古墳時代の発掘物が資料館の外に出るのは、めったにないこと。
とても細かくシンプルなそのデザイン性にただ圧巻するばかり。
身の回りにあるものを使い文様をつけた土器を眺めていると、
手作りということを改めて考えさせられるのです。
そんな数千年前の人々が暮らしのために作ったものの隣に
感謝と尊敬の思いを馳せて、今も変わらず手を動かし続ける現代作家の作品が並ぶ。
「造形とは、人間の手と心がいっしょに動き出す瞬間に生まれるもの」(※YOU HALL案内状引用)
1つ1つの作品に空想を抱きながら眺めていると、
観客の一人である私もまた、思いを馳せることができる。
夢見心地になる不思議な空間でした。














