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お盆休み2日目。父の薦めで、群馬の森へハニワ展を観に行きました。
ハニワというと、子供の頃見てたはにまる王子を思い出すくらいで、地味な印象があると思いますが、
馬に、鳥や犬、大きいものでは船や家まで。着飾った巫女だったり、お相撲さんだったり・・・
顔真似をしたくなるくらい様々な表情のキャラクターが並んでいて、予想以上に面白い。

群馬(昔の上毛野国)は古墳の数がとても多く、出土したハニワの量も日本一だったそうで。
もともと災害も少ないし、父が言ってた住みやすい証拠だね、というのにも納得。
近代美術館で展示されていた国宝の「挂甲武人埴輪」や重要文化財から始まり、
300点ほどの展示はとても見応えがありました。
今では考えられないような権力者というものへの服従精神は解らないけど、
1つ1つの表情を見る度に、
昔の人が、誰かに向けて「自分の代わりに、どうか守ってください」と祈りを込めて作った・・
その純粋な気持ちが伝わってくるほど、
個性的な面持ちにうっとりしたのでした。

群馬の森は、今日もいいお天気。ママと弟と3人。じっくり観賞後は、トンボの舞う芝生で一休憩。

帰り道では、大きく羽を伸ばした夕暮れを見ました。ビルがないと空が広くていいなぁ。
そして、群馬の森から帰宅後。
夜は、大好きな親友のために、灯籠を手作りしました。

家族みんなに手伝ってもらって、厚紙と割り箸と障子紙を使って、久しぶりの工作。

メッセージは、心からのありがとう。

岸に留まった灯籠は、どれよりも、明るく長く輝いて、
きっと、目の前で始まった水中花火を一緒に見ているのだと思った。
出会った高1、地元の友達たちと見た高2のとき以来・・15年ぶりくらい。懐かしいね。

涙がぼろぼろ止まらなかったけど、
彼女との思い出と、
繫いでもらっていた家族の手の温かさに、
ただただ感謝したくて、頬笑みを作った。
こんなところに書き尽くせることなんて何1つだってないけれど、
約束したいつかの思い出の記事の代わりに書く。
ほんとうに、ほんとうにありがとう。
昨年のえびす講煙火大会のときと同じくagataと先輩にお声がけいただき、
日頃お世話になっているゆかいな仲間たちと、特別観覧席で常総きぬ川花火大会を観てきました。

都内から2台で出発。屋台は明るいうちにまわって、完全武装でどーん。

見事なタイミング!と思ったら最近はコンピュータ制御できちゃうらしく。完全なるショーです。

ドリカムの「あの夏の花火」とメッセージがじんわりしました。

今年の特大号の流行は8号玉の終わりにシャシャーっと四方に飛んでくやつみたい。

このジリジリジリってやつが好き。(擬音ばっかですいません)

演出もさることながら、遮るものが何もない空に心地よい風が加わって、豪華な花火大会でした。
週末1泊2日で、雪山やレイブで一緒のmikiとその戦友たち、合計女子4人で越後妻有アートトリエンナーレツアーに。
・・の予定だったのですが、
あまりの忙しさに気の済むまで仕事をやっつけて、1人遅れての参戦。

結局、夜からの合流になり、私の1日目は食って寝るだけ。
・・という状況下で道中、真っ暗な山道でへこたれそうになったけど、
ライトの先に見たうさぎとウェルカムな乾杯で元気に。

宿は松之山温泉にある旅館ひなの宿「千歳」。山里懐石をいただく。目的の夜の語りとくつろぎができて一満足。

朝8時起き。半日しかないので松之山&松代エリアをまわる。まずは美人林で、森林浴。

きのこ。

こしひかり。

と、団体行動できない身勝手者に、みんながお土産に持ってきてくれたせみ(の抜け殻)。

棚田に広がる帆。ポーランド出身のスタシス&コウォジェイスキ/ヴィタシェフスキの「訪問者 」。

前に中丿沢美術館でも観たアンティエ・グルメスさんの「内なる旅」。
森を鏡にして自分自身を写し出す。子供がわーわー泣いてたのが印象的。

その後、一番上の写真にある「福武ハウス」に。廃校になった小学校を舞台にした展示スペース。
渡辺英司さんの教室「図鑑採集」がよかったです。
ついでに「こころの花」にも立ち寄り。

道中の湧き水がいい感じ。

締めは十日町名物のへきそばを。天ぷらそばうまかったー。
途中参加&ノートPC持参で迷惑かけちゃったけど、参加できてとっても感謝!楽しかったです。

[ Comment ]
by chie
at 2009.09. 7 12:01
>chie ちえも見てたんだね。 磯部花...
by anzu
at 2009.09. 9 2:45