シネマテークで動くな、死ね、甦れ!とひとりで生きるを観ました。
「動くな、死ね、甦れ!」はモノクロ作品。第二次世界大戦後のロシアで幼なじみの少年と少女が主役。
その続きの「ひとりで生きる」は少年が強く成長していく様が描かれてるもの。
と略すにはとても足りない、けれどそれくらい日常を淡々と写したもの。非現実的に思うのは自分が育った環境とはほど遠いから。
独特の激しい言語とは真逆に静寂のなかに炭坑節や五木の子守唄が響き、絵画のように感情が抽象的に描かれる。
幼い子供が主役なのに世界を綺麗に見せようと繕ったところが一つもない。なのに、それが胸を打つのです。
衝撃だけど素晴らしい映像。観れて、よかったです。














