4月中旬、冬からおじいちゃんと約束していた桜の名所、長野県伊那市にある城址公園に家族と行く。

今日は運転手。上信越→長野道→中央道→伊那ICで片道4時間ほど。
高遠町に入ると桜の向こうに、まだ雪を被った南アルプスが見えてくる。

朝早く出てきたのに既に渋滞。運よく近くの駐車場に止められて坂を下っていくと・・・
目の前を埋め尽くす桜、桜、さくら。

教えてもらうまで全然知らなかったのだけど、ここは日本を代表した桜の名所。
千鳥ヶ淵などより全然大きい。

桜の向こうには爽やかな青空。

お昼ごはんは、屋台で買ったたこ焼き。
おじいちゃん、母、弟、私。土手で並んで、とても幸せな時。

土手の下にもお弁当を広げていたり、写真を撮っていたり微笑ましい光景が広がる。

必然的にいつもより人の賑わいが減っていた春。
ここにはいつもと変わらない笑顔たくさんの家族連れやカップルがいて気持ちがほぐれました。

桜雲橋。ところどころに城址あとの地形が感じられる。桜を植えたらしい藩士たちは今でも毎年自慢だろうなぁ

立派な桜の木。

小振りな花びらはタカトオコヒガンザクラという種類だそうです。

穏やかな春の空。

足下を見ると、春の脇役たちの色も鮮やか。私は小さい頃、たんぽぽが大好きだったらしい。

さくらソフト。お土産屋さんも楽しい。

帰りはお蕎麦を食べるために、諏訪大社まで。
山猫亭本店で手打ちの天ぷらそば、とても美味しかったです。

落ちていた気持ちを癒してくれた、素晴らしい景色と笑顔と、感謝の一日。
子供の頃、こうやってたくさんの山や観光地に連れてもらっていたのだもの。
みんなも少しでもそんな風に思えていたらいいな、
と思いながら疲れに身を任せて眠りにつく。














